九大家庭教師の会——九州大学(理系前期)物理解答速報

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updated 2017-03-10
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九州大学 理系前期 物理 解答速報

この解答速報は、九大家庭教師の会・九大研の現役九大生が作成したものです。
名だたる予備校の先生方のような立派な解答は作れないかもしれませんが、その分、逆に「受験生でも書けそうな」「受験生にも馴染む」解答を目指して作っていこうと考えています。

解答速報について、「この答でもいい?」とか「この答間違ってない?」といった質問がありましたら、どんどんLinkIcon質問ルームにお寄せください。作成した九大生がお答えいたします。

注意 この解答速報は、九大家庭教師の会・九大研理科が独自に作成したもので、九州大学とは関係ないものです。大学へのお問い合わせはおやめください。
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2013/3/1 20:10 第三問−問2(4)を改訂しました。


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分析

全体概観

難易度(平年比):平年並み

力学、電磁気学、波から一題ずつという例年通りの出題であった。計算もややこしいものは少なく、取り組みやすかったのではないだろうか。ただし、問題文が全体的に長文なので仮定や使用可能な文字の条件の見落としに注意する必要があっただろう。落ち着いて解答すれば十分に高得点が狙える問題であった。

〔1〕力学

難易度(平年比):平年並み

特に難しい問題は無い。ただし、重心の公式やsinθ≒θの近似を覚えていないと若干苦しい問題もあった。また、右上を正とする条件にも注意が必要。問題をじっくり読むと時間が不足しがちであるが、必要な条件をしっかりと読みとらねばミスにつながるため、問題文の要旨を読み取る訓練が必要であろう。これから受験生となる諸君の中には運動量保存の条件を理解していないものもいるため、今一度その範囲を見直そう。問題自体は取り組みやすいものが揃っているため満点も狙える設問であった。

〔2〕電磁気学

難易度(平年比):平年並み

これも特に難しい問題は無い。サイクロトロンの問題の類題であるため、しっかりと演習を積んでいれば難なく解けたであろう。問11に関しては「平均の速度」という中学校以来の考え方であったかもしれない。一つのサイクルにかかる時間と進行距離を冷静に判断しよう。〔1〕と同じく問題文から各種条件を見逃さなければ高得点が狙える問題であった。

〔3〕酸塩基反応・酸化還元反応

難易度(平年比):やや難

今回、例年よりやや難しくなったと思われるのがこの波である。定常波を式で表した経験のなかった受験生も多かったのではないだろうか。ただし、誘導に沿えば三角関数の積で定常波が表すことができることに気付くはずである。また、(6)は(4)や(5)が解けなくとも十分に回答可能であるためこの得点は拾っておきたい。(4)は解法そのものはあまり難しくはないが、「何をやらされているのかが分からない」という不安に駆られるため、飛ばしてしまってもよいかもしれない。定常波に関する演習を積んでいるのなら得点源になり得る問題であったが、そうでないのならばこの[3]で高得点を取るのは少々骨が折れる内容であっただろう。

難易度表記の「平年」は、ここ五年の九州大学入試の同科目の平均的難易度をさすものです。